善光寺・・・老舗か軒を連ねる大門町
県都・長野市は、全国から参拝者が訪れる名刹、善光寺の門前町として栄えてきたところである。
玄関11のJR長野駅は、善光寺本堂を模した寺院風の造りで、駅前広場には如是姫像が立っている。
広場から西へ30mほどの交差点を右折、繁華街の中央通りを北へ2kmほど歩くと大門町。
道の両側には、名物の善光寺楽雁、くるみ餅、酒饅頭、門前みそ、七味唐からしを売る店が目につく。
大門南交差点角の「つるや」は、安永8(1779)年の創業以来、酒饅頭ひと筋に商いを続けてきた老舗で、味にも定評がある。
ゆるやかな坂道を上がると正面に銅栃葺き屋根の豪壮な仁王門が見えてくる。
その少し手前には、軒先に下がる暖簾に「創業文政十年」の文字を染め抜いた老舗そば処「藤木庵」、同じ並びには真っ赤な唐辛子の模型をつり下げた「八幡屋礒五郎」が軒を連ねている。
創業以来250年余、独特な製法で調合した七味唐からしを商いにしてきた店だ。